シングルママと子どもたちのための防災ワークショップ 開催

2024.6.23

お知らせ

6月23日日曜日、サンフォルテフェスティバルのこの日、「シングルママと子どもたちのための防災ワークショップ」を開催しました。1月1日、地震とは縁遠かった富山県を能登半島地震が襲いました。富山県は地震の少ない土地なのに、、、と驚いた人も多かったと思います。地震が発生したとき、どのように行動したのか聞いてみると、「津波が怖くて山の方に逃げた」、「お母さんにくっついた」という答えが返ってきました。


防災ワークショップの講師は、Nプロの大坪久美子先生です。先生は、まず何より大切なのは、「いつもいる家の中を安全にすること」とおっしゃいました。家具が倒れないようにする、ガラスにフィルムを貼っておく、枕元に履物をおいておく、などです。次に、「いつも持ち歩くもの」、「避難するとき持って行くもの」、「家に備えておくもの」と3つに分けて、準備しておくと良い具体的な中身について教えてくださいました。


グループワークでは、「避難所に行ったら、どんな部屋があると良いか」考えました。子どもたちからは、「遊ぶ部屋」、「ゲームをする部屋」があって、トランポリンがあったらいいなとか、ぬいぐるみがあるとうれしいなという意見が出ました。また、お母さんたちからは、「お風呂」、「誰かに相談できる部屋」、「女性専用の部屋」という意見が出ました。うーん、なるほどです。


実際に災害が起きて避難所に行った場合、冷静になって考えることができないと思います。平常の今だからこそ、しっかり考え備えておくと、いざというときに慌てないですむと思いました。子どもたちも「ちゃんと準備しておきたい」と決心したようです。


社会的弱者のシングルママと子どもたちが困らないように、日頃から備えておきたいものです。参加した親子は、きっと今ごろ、何を準備しておくといいか、話し合っていることでしょう。