お知らせ

10月20日（日）、シングルママのミニ集会を開催し、新田富山県知事にシングルママたちの切実な要望を直接お伝えしました。

集会には30代〜50代のシングルママ6名が集まり、ひとりひとりの思いや現実の声を知事に聞いてもらいました。主な要望は以下のとおりです。

•平日18時までの保育、週末には休息をとれる体制を整えるため、病児保育を含む子どもの預かりサービスの充実

・「ひとり親家庭日常生活支援事業」の実施

•経済的負担を軽減するための安心・安全な母子専用住居の確保

•母子寮の設置

•離婚前のひとり親に対する支援策の検討

•ニーズに合わせた面会交流事業の展開

知事からは「フリースクール利用料金の半額補助」について言及がありましたが、シングルママからは、送迎に必要な時間の確保やそのための就労時間の減少が経済面での負担になるという現実をお伝えしました。また、シングルマザーであることが就職面接の際に「子どもが小さいと休むことが多くなるよね」などと判断され、実力ではなく家庭の事情が評価に影響してしまう現状も共有し、こうした背景からも手厚い子育て支援が必要であることを強調しました。

支援策がいくつも実施されていても、シングルママにとってはそれらを利用するまでの道のりが長いのが現状です。こうした切実な声が政策に反映され、富山県での子育てがしやすくなれば、多くの親たちが安心して富山での子育てを楽しめるようになることでしょう。

新田知事に直接、シングルママのみなさんが抱える具体的な問題とニーズを伝えることができたのは大きな一歩でした。